全国的に寒波襲来となった週末、最も温かかったのは水中でした。
大瀬崎は・・・

吹雪や大荒れとなった地域の皆様には申し訳ない程穏やか天気となりました。
四国・栢島まで出会いを求めて行ったホムラハゼが大瀬崎湾内に登場 
過去の経験を活かし近日中にチャレンジをする予定です。
ダイブご希望の皆様
只今話題沸騰中に付、平日で調整していただけると出会える可能性もありそうです。
珍しい・・・

和菓子風味で個人的に大好きなヒロウミウシ
ピンク色の小さなボディに木の葉型にぷっくり見えるのが二次鰓
実は滅多に見る事が出来ない貴重な一コマなのです 
ダイバーが近寄る気配を感じるとアッと言う間に体内に沈んでしまうので白飛び覚悟の一発勝負でシャッターを切るしかありません。
日頃見慣れている生物でも視点を変えて1タンク1生物ダイブ 
温暖ダイブでじっくり潜ると見た事の無い世界に出会いますよ 
小春日和の続く毎日ですが週に一度、荒天・強風の日が巡って来る沼津
一週間前も大荒れでしたが、そんな天気予報でも問題無く潜れるのが大瀬崎
揃い踏み・・・

ニシキフウライウオ3個体が並んでくれました。
もう少し待てば2個体増える可能性もありましたが、深度20m越えではNDLも限界があります。
あちこちで・・・

カエルの唄も聞こえて来ます。
色合い・大きさ共に丁度良い感じで私達を楽しませてくれました。
通りすがりに・・・

カミソリウオのペアにも遭遇。
まだ成長過程に有ると思える体色でした。
透視度も良好、潜ってしまえば信じられない程静かな水中世界
これからのシーズンは全国的に潜れないエリアも増えますが、大瀬崎はこれからが本番 
冠雪の富士山の下、寒さ対策も万全にお越しください。
次回のブログ更新は週明けとなります。
お問合せ他
メールにてお願いいたします。
気温・天気・風その他jの条件が揃う日は滅多に無い11月の本日
jimまるとくView

年内のスケジュールを考えると今日しか無い 
出番でース

jimまるとくスタート時から活躍してくれている頼れる奴
厄介な事に建物全面が窓、壁もなにも全てが塩だらけなのです。
気にはなっていてもなかなか手が出ないのが大掃除 
ずぶ濡れ・・・

頭から水を被る事に慣れてはいるものの海とは少々勝手が違うこの作業
何時もは夏の内に実施するのですが、今年は暑さに負け延び延びになっておりました。
とッ言う事で、年内ラストチャンスに重い腰をあげてみました 
アマモに関わる作業は普段潜れないエリアが殆どなのです。
よって管轄する漁協には事前に登録をし、許可を得る必要があります。
お初・・・

今回の水域は三津浜、大瀬崎への海街道下にある砂浜からエントリー
初めて覗く水中世界ですからダイバー冥利に尽きる経験なのです 
砂地・・・

夏は海水浴で賑わっているだけあって、遠浅の砂地が広がっておりました。
前日までの嵐の様な強風が水中の透視度を下げてしまった事が少々残念
午前中に作成したゾステラ(アマモ)マットを水底に敷き、金属のピンで止めて完了です。
冬の間に芽吹き春にはアマモ畑に成長、幼魚たちの棲家になってくれる事を願うのみです 
本日は・・・

<静岡新聞より>
カラー写真付きで本日の静岡新聞朝刊にも紹介されておりました。
追い付けない程進化する社会ですが、再生しなければならない自然は沢山あります。
水中世界大好きなダイバーの皆さん
大切な環境を壊さない様に潜れるスキル、身に付けましょうね~ 
穏やかに晴れ渡り汗ばむ陽気となった日曜日
「海プラスSOU」主催のアマモ場再生活動へお手伝いをする一日でした
三津浜・・・

今年は海洋環境などの事情によりシーパラダイス傍の三津浜にて開催
大瀬崎へ向かう途中なのですが降り立ったのは初めて 
ラブライブの聖地でもあるこの地は観光名所、立ち並ぶ旅館街とシーパラダイスで人気のスポットとなっております。
ペットボトルアマモ

ご自宅で観察しながら成長を楽しむ事ができるペットボトルアマモ作り
簡単に作れるので一般の方々からの人気も高まっております。
jimまるとく観察用も1本、育ったアマモは来春水中へ戻してあげます。
アマモマット

アマモの種子を金属マットに挟み込み水中へ敷き詰めていきます。
自然環境の中で新たな藻場作りが幼魚たちの棲家となり、水中環境の改善に繋がります。
マイクロプラスチック

足下の砂を網目の小さな振るいに掛け微細な粒を顕微鏡越しに見る事もできました。
PCに写し出されたモノはガラス片や砕けた貝殻に混じったプラスチック 
魚介類が体内に取り入れるには何も抵抗の無い大きさ、怖いですね~ 
今回参加された皆様の殆どがノンダイバー、自然環境に関心をお持ちの皆様の多さに感動です。
根を張る海草の代表はウミヒルモ、種子を持つ海草の代表はアマモ
ダイバーである皆様は共に大瀬崎の水中で幼魚たちが棲み付いている姿を直接観察できます。
ノンダイバーの皆様は三津シーパラダイスや幼魚水族館を訪れてみては如何でしょうか 
水中生物たちが生きる為の環境整備・保全・維持に少しだけ興味を持って潜ると新たな世界が見えて来るかもしれません 